コミュニティの結節点としてのビジネススクール

学部時代にお世話になった先生を含めてMBAホルダーに多く関心を持っていました。入社後、直属の先輩がK2BSの修了生であり、北九州市立大学にもビジネススクールがあることを紹介してもらいました。地元の北九州が好きで、北九州をフィールドワークしたりしながら学べる事も魅力に感じてK2BSを選びました。

入学直後は、新型コロナの影響で授業開始が遅れたり、遠隔講義になったりと大変でした。同期との関係性もできていないままの授業は不安なこともありました。現在では、打ち解け合い、普段の会社員生活では到底出会えない、多様なバックグラウンドを有する学生たちの白熱したディスカッションを通じてお互いに刺激し合っています。最年少である私も積極的に発言していますし、発言しやすい雰囲気を作ってくれたり、それに聞き耳を立ててくれる人生の先輩方ばかりです。これからの人生で、ずっと付き合っていけるような仲間ができたと思っています。

この1年間で経営学の基礎的なことから学んだことで、情報をキャッチしたり、その意味を解釈する能力、多角的によく考えるスキルが上がったように感じます。例えば、会計やファイナンスに関する授業を受けたことで、これまでは聞き流してしまっていたような新聞やニュースのトピックの意味や背景などが理解できるようになってきました。まだまだ会社や地域というフィールドで活かしていくレベルには達していませんが、頑張っていきたいと思います。

K2BSはそれぞれの持つコミュニティが結びつき、化学反応が起き、さらに拡張していくような場なのではないかと思います。そういう場の一員として、もっと貢献できるようになりたいと思います。

渡邊 夕夏里さん	日鉄環境エネルギーソリューション株式会社 営業・調達本部　第一営業部